名古屋駅前、貸し会議室『名駅セミナーオフィス』を運営しております中嶋とです。
東海地区の中心地、名古屋駅前にて貸し会議室を大小6部屋運営しております。
本来なら、毎年何部屋か増やしたいところなんですが、ここ2年、コロナによって抑えられている次第です。。
正直、厳しいですね。
宣言が解除された今後、各企業様がどういう動きをするのか。
再度の宣言を心配されての様子見になるのか、もう大きな山は来ないとみて本格始動に向けるのか。
向いてほしいですねぇ。
弊社規模の会議室運営ですと、自社HPとういよりは、通常はスペイシーやインスタベースといった貸し会議室のポータルサイトでの集客となるわけですが、
そちらを見ますと、相当数が減ったな、というのが印象です。
名古屋にかかわらず、大阪、東京でも同様に。
当然の流れだと思いますが。。
さて、今回読んでみた日経新聞の記事ですが、
米料理宅配最大手ドアダッシュ、日本参入
というものです。
そもそも初めて聞くのですが、ドアダッシュってなんだ?と。
日経新聞の記事によると、
ソフトバンクグループ(SBG)傘下のファンドが出資するドアダッシュは2013年設立で、20年12月に新規株式公開(IPO)を果たした。米調査会社セカンドメジャーによると、21年4月の米料理宅配市場でのシェアは56%で、2位の「ウーバーイーツ」(21%)を上回る。
とのことです。
要するに、デリバリイー業者、ですね。
ウーバーイーツ、出前館が競合、ということです。
実は、弊社も貸し会議室の運営だけではなく、デリバリーも検討していた時期もありました。
過去の記事に何度か書いたことはあると思いますが。
10年くらいまでしょうか。
当時は当然ですが、ウーバーイーツなるものはなく、デリバリーとなると
自前で用意するか、専門のデリバリー業者を雇う、というのが普通です。
そうなると、固定費がばかにならないとうのが正直なところです。
で、名古屋でもさらにその前にデリバリーがやはった時期がありました。
会議室弁当ではなく、普通にデリバリーとして。
で、それが衰退した理由は、デリバリーの質の部分です。
今回も、ウーバーイーツが散々なこと言われていますが、
まぁ、それよりひどい話を聞きました。
ひっくり返ったものがそのまま運ばれるやら、
商品自体が届かなかかったりとか。
いろいろ。
で、当時はその評判自体が店舗に直結するということで
悪評をおそれた店舗が撤退していった、というものです。
今なら、ウーバーイーツが悪い、ということになるんで、
店舗が直接批判に合わないというクッションになるわけで、
そういった意味でも、ウーバーイーツはいい役割を果たしているものと思います。
今の批判を回避しないのはまずいんですが。
あとは、出前館やら他、宅配業者が出てきてくれたことで、
クオリティと価格とで居層になること間違いなしなので、さらにいいですね。
で、ここにきて、ドアダッシュとのこと。
他社と何が違うのか。
記事を全部読んでみましたが、うーん、わかりません。
とりあえずは、アメリカではシェア1位の50%とのことです。
2位はウーバーイーツの21%で、群を抜いてます。
が、今ごろ日本進出。
ちょっと遅いんじゃないかなぁ。という気がしいますが、どうでしょう。
いや、後発が悪いっていうのは全くないので、いいのかな?
こういうのは、まずは市場を作ることが一番大変。
それはウーバーイーツがやってくれたっていうところです。
それまではお金もかかるし、もうからないのが常。
で、市場が出来上がってからの参入。
これによっておこるのは価格競争。
手数料の価格競争ですね。
当然配達料が少ないほうで申し込むでしょうし、
配達料が少ないということは、各宅配業者の店舗への請求価格が少ないということになろうかと。
で、違いは何だろうと。
ウーバーだったらリアルタイムで宅配料金がわかるところ?
出前館は一定だったような?
一般ユーザーに対してその違いがどう出てくるのか、
と同時に、
店舗契約も取らないといけないので、店舗へのデリバリー手段といった商品販売も行う必要があると、
同じ商品にて同時に別の売り方をしないといけない、
という、ちょっと変わった商品だな、と思います。
そういった違いをすでに作っているであろうウーバーと出前館ですが、そこに割って入るドアダッシュが一体何を売りにしてくるのか。
ちょっと興味ありますね。
あと、もしかしたら、今が一番デリバリーが売れるピークだとしたら、ちょっと参入が遅すぎな感がありますよね。
私もごくまれに頼みますが、
住んでいる地域的にこれまでウーバーがなかったので、もっぱら出前館ですが、
やっぱり外で食べるのと、自宅で食べるのとでは、全然違うんですよね。
端的に言えば、外で食べたい。
外で食べることお意味をかんがえると、やっぱりそうなります。
単純に空腹を満たすのではなくって、
味でいえば、確実にデリバリーは落ちます。
おんなじ調理でも、配達という時間はもとより、器も含めての視覚的な部分でも
圧倒的に店舗で食べるのと違ってきます。
次に、雰囲気。
ファミレスのメニューだったら、まぁ、行ったところでと思うかもしれませんが、
それでも自宅で食べるのと、店舗で食べるのとで全然違います。
サービス、も含めて。冷えた水一つをとっても。
もちろん、自宅のほうが落ち着く、という人もいると思いますが。
そして何より、手間。
移動するのがいいのか、注文の手間、そして何より、片付けの手間、どちらを取るか、ですね。
ぶっちゃけ、移動のほうがまだいいです。
車で30分以内の普段の店舗なら、確実に移動をとります。
まぁ、空間含めて全部を総合して、デリバリーは店舗に勝てるのか、という話です。
私自身はこれまでデリバリーはできるだけ避けてきました。
コロナ禍で若干使いいました。
上記の理由から、時短だとかアルコールだとか、若干の制約があったとしても、
おそらく店舗に行きます。
総合的に、デリバリーに魅力を感じなかったから。
と、デリバリー事業をやろうとしていた人間が到底言っていい言葉だとは思いませんがw
じゃぁ、今デリバリーを提供する側としてやりたいかと言われれば、やりたいですね。
コロナ以前に戻ったとしても需要はあるから。
コロナによって需要が増えた今、今後もそれを維持したり、伸び続けるかといえば、
おそらくしないでしょう。
ただし、コロナ前に近づくような気がします。何年もかけてですが。
それでも需要があると思うからですね。
そして、利用できるコマができたから、ですね。
オフィス街のランチ需要一択!
ということで、いろいろ考えたいところではありますが。
とりあえず、コロナ需要はあてしないこと!
がやっぱり条件になると思います。
むしろ、デリバリーより、空間重視の店舗のほうが需要出るような気がします。はい。