こんにちは。
名古屋駅前貸し会議室『名駅セミナーオフィス』支配人の中嶋です。
東海地区の中心、名古屋駅前にて貸し会議室を運営しております。
大小いろいろ6室を運営しております。
コロナの影響で、ここ2年、事業は後退しておりまして。。
その他、大阪、新宿でも貸し会議室の運営をしておりますので、そちらもどうぞよろしくお願いします。
かなり久々の更新となります。
コロナ禍となってからおそらく初めての更新になるのかな?
正直、厳しい、の一言に尽きますが。。
別業種もやっていますので、そちらで穴埋めしても大赤字、となりますが、
もうそろそろ、先は見えるのかなぁ、と期待しつつも。。
他の貸し会議室やセミナールームを見ましても、
名古屋や大阪、東京に関係なく、
インスタベースやマイスピーといった貸し会議室のポータルサイトを見るとわかるんですが、
ものすごく数が減ったように思います。
ああいったサイトは、事業というより、個人の副業も多く、撤退は早いでしょう。
お客様の層も、企業等よりは個人の方が多く、
建前を気にしない個人の方は動きが速いのですが、それでも撤退をするとなると
やはりお互い厳しい状況なんだな、というところでしょうか。
中には事業として何百という部屋を借りてやっているところもあるそうですが、
(大体10人前後の部屋だともいますが)
ちょっと損害が大きいようにも思いますが、どうなんだろう。
さて、そんな中、貸し会議室業界最大手のTKPさんですが、オフィスビルに貸しオフィス業を展開するとのこと。
ちょっと古い記事にはなりますが。
これ自体はたいして珍しくないですし、
今、大手企業もテレワーキングやらなんやらで事務所を閉鎖して、
コワーキングスペースのようなところをシェアしての業態へかわってきている
といわれています。
ブームや一過性のものかもしれませんし、そのまま定着するのかはわかりませんが。
それ用にリモート会議用の通信機器については充実させるようで、
1時間25000円にて使用が可能とのことです。
今時テレビ電話やモニターでの会議などはPCやタブレットがあればできる時代なんですが、
ネット環境だけあればよい気もしますが。。
10年前、私がサラリーマンしてた時代は、
まだ手軽にネットでの画像音声同時やり取りができないころは、
専用の設備を有線LANにつないでマイクやらモニターやら設置してやってました。
が、当時のクオリティを考慮しても、今のタブレットと、そこそこ品質のいいWIFIがあれば十分に活用できるレベルに思ってしまいますが。
有線LANのてのがポイントかもしれませんね。
今、逆に有線が使える機材のほうが珍しくなってきますから。
信頼性っていういみでは、同回線の利用状況にもよりますが、
やはり有線に軍配が上がるように思います。
もちろん、こういったリモートワーク的な部分が注目されますが、
やはりそれだけでは付加価値がないと思っているのでしょう。
業務提携した会計ソフト会社のソフトを無料でつかえるなどの提案もあるようです。
うん。
時間がしなり、日貸なりの貸オフィス自体はこれまでもいろいろありますし、
リモートミーティングの環境自体も、先に述べた通り、特にこれといった特別感はありませんし、
なんだったら、有料ならネット回線だけあれば自前でやるよ、くらいのものだと思いますし、
他の手は必要かと思います。
コロナ禍で柔軟な働き方に対応したオフィスを提供する動きが相次ぐ。三井不動産はシェアオフィスを全国100拠点以上出店した。野村不動産もシェアオフィスの数を2027年度に150拠点にする方針で、借りる面積を増減しやすい中小オフィス事業も強化している。
貸し会議室のTKPだけでなく、たの大手不動産屋さんもそういった業態に進出してきているようです。
で、果たして、それだけの需要があるのか。
改めて当た差しい事業ではありませんが、これまでと大きく違うのは狙う顧客、といったところでしょうか。
誰に売るのか、といった部分。
これまでのレンタルオフィスというと、個人事業主が一番の顧客です。
士業の方もありますし。
駆け出しの士業の方は結構利用するみたいですね。
うーん、あとは、正直怪しげな人たちもいます。
その目的の一番は、事務所が持てる(仮)です。
東京の一等地に住所があったほうが、断然信用度ありますし。
私も貸し会議室を始めるまでは知りませんでしたが。
事務所機能、OA機器はもちろんですが、会議室や、
オプションを選べば電話受付も付きますし。
個人で会社の態をなすのには一番手っ取り早く、お金のかからない方法です。
で、今回はそういうお客さんとは全く違う層に行くわけです。
同じ商品でも誰に売るかで全く違ったものになってきます。
なので、新しい市場、と言えます。
こういうのは、資本があるところしか当然できません。
大手さんがどうなるのか、ちょっと楽しみです。
以前、外資系のワーキングスペース運営会社が来ましたが、
たしか、ソフトバンクが出資してましたが、
惨敗だった記憶があります。
あれも、どちらかというと、個人ではなく、大手企業を狙ったものかと思います。
新聞の記事を見る限り、オプション的な部分でかわってくるのはあまり伝わってきません。
そのあたり、どういったニーズを要求してくるのか、満たすことができるのか、
ちょっと楽しみですね。
一度だめだったら業態、レンタルオフィスを、大手企業に売る、が、
コロナによって変わってくるのか。
また、それが継続できるのか。
大体2年ですよね。
ビルの契約が2年単位なので。それで大体決まるでしょう。
4年やってたとしたら、その後もつづくのかな?
なんせ資本が桁違いなので、わかりませんが。
日経の記事では
感染の長期化でテレワークの活用が進むが、本社の縮小や移転に踏み切れない企業も多い。借りやすくて小規模なオフィスの需要が今後も広がる可能性がある。
とありますが、
この出たくても出られない企業、を動かすことができたら、
我々も動けるのかな、と考えています。
一部、東京の貸会議室ではそういった利用をされてもいまして、
どういった需要があるのかは今のところ一択しかないんですが、
それを増やしたとしてどこまで需要があるのか、パイがあるのかがわからないので
少ない資本では手が出せないといったところです。
どうしようかなぁ。。
なんにしても、コロナ騒動も終わってほしいです。。
旅行に行きたい。。
貸会議室大手のティーケーピー(TKP)はヨドバシカメラが東京・新宿に所有するオフィスビルに大型の貸しオフィスを開業する。全体の約3割に相当する4フロア分をヨドバシから借り、貸会議室や貸しオフィスに転換する。新型コロナウイルスの感染拡大でテレワークが進み、都市部で借りやすい小規模なオフィス需要が高まっている。
21日にもヨドバシカメラが新宿西口に所有するオフィスビルの8~11階で事業を始める。8.9階を貸会議室、10.11階を貸しオフィスとして開業する。合計の面積は4300平方メートル程度。東京都内にあるTKPの施設では4番目ほどの大きさになる。進出するビルはもともとヨドバシカメラが自社オフィスとして使っていた。
貸会議室のフロアは需要に応じて、貸しオフィスとして提供できる。1つの部屋を時間ごとに異なる企業がオフィスとして使うことなどを想定する。河野貴輝社長は「週2回だけ出社したい企業にも、時間貸しや曜日貸しで対応できる」と話す。
ウェブ会議などで使う配信機材や通信環境を完備した部屋も常設。機材代込みで1時間2万5000円で使える。これまでは場所や機材を用意する必要があり、1回の費用が60万円以上かかる例もあったという。オンラインセミナーを低予算で開催したい企業などの需要を見込む。機材をヨドバシカメラで購入してもらう相乗効果も狙う。
会計ソフトのマネーフォワードや売掛債権保証のイー・ギャランティと業務提携し、TKPの施設を利用する顧客に、各社のサービスを割引料金で使ってもらう取り組みも始める。入居者に会計ソフトなどを無料で一定期間使ってもらうなど、オフィスの魅力向上や各サービスの利用者増につなげる。
コロナ禍で柔軟な働き方に対応したオフィスを提供する動きが相次ぐ。三井不動産はシェアオフィスを全国100拠点以上出店した。野村不動産もシェアオフィスの数を2027年度に150拠点にする方針で、借りる面積を増減しやすい中小オフィス事業も強化している。
オフィスビル仲介大手の三鬼商事(東京・中央)によると、3月の東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の空室率は5.42%で、13カ月連続の上昇だ。感染の長期化でテレワークの活用が進むが、本社の縮小や移転に踏み切れない企業も多い。借りやすくて小規模なオフィスの需要が今後も広がる可能性がある。