こんにちは。
名古屋市は名古屋駅前にて貸し会議室を運営しております、名駅セミナーオフィス支配人の中嶋です。
備品類も貸し出し無料でおこなっておりますので、突然備品が必要になっても安心です。またスタッフが常駐しておりますので、何かトラブルの際も即座に対応いたします。
大小2会議室を用意しておりますので、セミナー、勉強会、説明会など、人数と用途に合わせてご利用いただけます。
賃貸オフィスはもとより自分好み
さて、こちらの会議室も当然賃貸で行っているわけですが、最近は賃貸の形式も随分と変わってきたなぁ、と感じている次第です。
こんな内容の記事がでかでかと載っているので、相当メジャーになっているのかな、と思ったり。今では賃貸住宅に住んではいませんので、賃貸事情についてはわかりません。
ただ、私の場合、こういったことが記事になる前から勝手にリフォームしてやってしまってましたが。意外にも退出するときには壁紙を少し直す程度ですみましたが。不動産屋の担当者がリフォームに気づいていなかった、という可能性もありましたね。
「借家改装、自分好みに DIY賃貸広がる」
入居者が日曜大工、いわゆるDIYで自分好みの空間にして住む、といった契約について、国がガイドラインをつくるなど政策面でも力を入れ始めったらしい。
利用者の言葉としては「自分の好きな空間を作りたかった」とのこと。築50年の一軒家を済みながら改装したそうだ。2年間住めばひと月1万円くらいの出費とのこと。
そうですね。
リフォームにおける最大の問題点は、その価格にあります。簡単に数十万円となってしまいますので、ましてや借りている家ということは、出ていってしまったらそれはもちろん次の入居者に回ることになります。
また逆に、大家さんとしては質の良いリフォームであれば、次の借りてを探すのに非常にやりやすくなるということですよね。
そういった面では、入居者が納得いった上で、それなりのセンスのあるリフォームが施された場合は、お互いwinwinの関係、とでも言えるのではないでしょうか。
弊社が行っている貸し会議室ですが、実は会場が違う階になる予定でした。というのも、別の階にすでに居ぬき(前回の入居者が使っていた間取りなどがそのままになっているもの)になっていまして、そこが区画されていたりしたのでそこを使おうかと思っていたのですが、すでに利用者が決まっている、ということで断念した経緯があります。
事務所にしても、やはりすでに内装が仕上がっていればそちらを使いたいというのがありまして。その方が安く済みますから。
逆に大家さんからしてみれば、原状復帰の費用との理由で徴収している保証金も、それを使うことなく次のお客さんを呼べるといったかなりおいしいことになります。
それを考えると、オフィス物件はもともと自分好みの内装工事、それが直さずに次も使えたら大家さんはラッキーと、現在、住居用賃貸で行われようとしていることが、もとより行われていたんですね。
賃貸物件、造作買取請求権は現実には使えない?
で、記事に戻ると。
DIY賃貸物件の情報サイトもあり、20~30代の独身者の問い合わせが多いという。
またDIY賃貸住宅は原状復帰の義務がなく、入居者が自分好みにリフォームできる。国土交通省が注目し、契約手順などのガイドラインを今年3月に公表した。
うーん。
国土交通省となると宅建協会に落とされるということでしょうか。最近は新築マンションがかなりの景況だったと聞いていましたが、最近はちょっと陰りがでてきたみたいですし、やはり賃貸住宅もまだまだ使われるということでしょうか。
上でも書きましたが、果たしてそのリフォームが適切なものなのかどうか。それが一番の問題となりそうですね。
実は、不動産契約の中にはいくつもルールがあるのですが、その中の一つに、「造作買取請求権」といったものがあります。簡単に言えば、賃貸住宅にその価値が上がるようなものを借主が付けた場合、退出する際にその価値を大家に買ってもらう、というものです。
その買取が可能なものにはいろいろとルールがありますが、例えば、ぼろっぼろの物件だったとして、システムキッチンを付けた、なんていったらおそらくその原価償却にのっとって価格が決まるのではないかと思います。
今回のDIY賃貸物件は、この価値を高める作業を推奨しているわけでして、そのい価値がどれくらいでなくなるものか。そのあたりがもっともむつかしいところに思います。
弊社が名古屋でおこなっている貸し会議室についても、トイレやエアコンといった設備を新しくしたいといった話を持っていったことがありましたが、なんやかやで突っぱねられましたね。
仲介業者に「こちらですべて手配しますので」と話を持って行った経緯はありますが、なかなか「よし」とはしてもらえませんでした。
最終的に、「やってもよいのですが、そういった請求はできません!」
といわれた次第。そんなことが可能なのか?とも思いましたが、仕方ないですよね。大家との関係は良好で行きたいですし。
ということで、完全に愚痴みたいになってま締まった今回のひとことならぬ、独り言でした。
それでは、皆様のご来場をスタッフ一同、こころよりおまちしております。