名古屋の貸し会議室は考える「貸し会議室の進化について」

こんにちは。

名古屋駅前で地域で一番居心地の良い貸し会議室を目指しております、名駅セミナーオフィス支配人の中嶋です。

貸し会議室は無機質だなと、常々おもってましたが、やはり音楽の一つもほしいですし、休憩中にはおいしいコーヒーでも飲みたいし、などと考えてたりしました。

そうはいっても、お値段が高くて、備品もそろってない、なんてことになったら意味がありませんので、通常営業に絶対必要なものは大事にしながら運営できたらと思います。

名古屋でもっとも居心地の良い貸し会議室を、名駅セミナーオフィスをよろしくお願いします。

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名古屋でもそんなに増えてますか?貸し会議室

 

日経新聞に結構昔ですね、12年の5月ですから。「貸会議室、なぜ増える? 空き室活用、手軽に開業」という記事。

内容としては、下記の通りになります。

 

きっかけは街で見かける「貸し会議室」の看板。ということで話を伺ったのは、「会議室.COM」さんからコメントをいただいているようです。

で、こういう時に重要なのは、その発言をしているものがどういった立ち位置なのか、というのを把握する必要がありますので、ちょっと補足を。

会議室.COMさんは、ポータルサイトを運営して各貸し会議室からサイトへの掲載料と月額いくらで集めている、というところですね。掲載されていること自体が宣伝になるので、おいしいなぁ。うちに掲載してお金払ってね、という宣伝なのか。あはよくば、貸し会議室って儲かるんだ!しかも、運営してくれるところがあるんだ!なんて顧客を増やそうかな、とか。

どうなんでしょうね。で、こういった下地があるとして。

 

以下、参照です。

数値だけを見ると3年前から比べて1割ほど増えたということです。

そのケースとしてあげられているのが、不動産業者などがテーブルといすをそろえて、空き物件で手軽に始めるのが多いのも特徴だと。そこである不動産屋は会議室用の物件をたてて、100名ほどの会議室を用意したところ、通常のオフィスとして貸すより2倍の収益を上げられた、と。

以上、参照でした。

 

なかなかおいしい話ですよね。この提案した不動産業者は、りっぱな不動産コンサルタントになってしまったでしょうね。名古屋ではそこまで副業的な貸し会議室をやっている会社はないような気がします。

たまにコワーキングスペースを作っている会社が自社事務所の一角を貸し会議室として提供しているケースはありますが。

 

儲かるのはわかったけど、どうして貸し会議室を利用するのか

 

そうなんですよね。

儲かるということは、それだけ払っているということなので。どうしてそんなに高いものを利用するのかっていう話です。

で、こんな風に書いてありました。

 

以下、参照になります。

一時利用(例えば、企業の採用活動だとか一般ユーザーへの製品紹介だとか)に用いられることが主で、その一時利用にしようという流れも、オフィスのスペースを必要最小限にして、使いたい時だけ会議室を借りるというように固定費から外すことにるメリットを求めた結果だと。また、セキュリティーの関係上社外の人が入りにくくなった、ということも挙げられるようです。

以上。

 

これもまぁ、予想している内容、ですね。いや、セキュリティーに関しては、そこまで考えたことがなかったんですが、それも特徴の一つなんですね。

確かに、自社のスペースに入れるよりはネットワークなども含めて、安全なのかもしれません。

オフィススーペースの話で行けば、東京はわかりませんが、名古屋の場合、15000円/坪くらいは安くてもかかりますから、10坪の会議室を持ったら15万円ですからね。

築年数の少ない綺麗なオフィスビルであれば、その倍はいきますね。

そんな部屋いくつもいらないですし、ましてや事務所の一室では、取引業者ならともかく、一般ユーザー様は呼びにくいでしょうから。いろいろな理由で。

と、これも、そですよねぇ、といった感じの理由ですね。

 

で、上記の理由はなるほど、とも思いますが、ほんとかなぁ、という気もしています。

で、弊社が名古屋駅で貸し会議室を始めた当初、正直なところ、平日は全然埋まらないだろうという気がしていました。土日はよくセミナーがあるので、土日はまず埋まるだろうなと。

で、ふたを開けてみたらびっくり。

どちらかというと、土日よりも平日の利用が多いのにはびっくりしました。

企業さんが使われるんですね、貸し会議室って。そんなに使うとは思っていませんでした。

他の貸し会議室を調査していた時に意外と平日も埋まるんだな、という印象はもちろんありましたが、一応現地に行って主催者様を確認したところ、士業、会計士や税理士、法律関係の方が相談会を開いてたりという感じで、社内会議というイメージは持っていませんでした。

じゃぁ、それらの企業がオフィススペースをけちって、ここんところの景気にあわせて小さいところに引っ越しました!っていうわけじゃないと思います。

スタート時点、それも、最近ではなくもっと昔から、すでに省スペースでやっていた感じがします。し、それだけ移動してないだろうな、という老舗有名企業さんもご利用になられているということです。

なので、ずいぶん前から一般客を呼べるような会議室のない事務所を借りている、ということになります。

 

一体いつから会議室は借りるようになったのか

 

では、こういった有料の貸し会議室っていうのがいつごろから出始めたのか。

名古屋でもっとも古くから貸し会議室を運営している「安保ホール」さんのサイトを見てみますと、昭和41年設立、とありました。貸し会議室業を専門としたビルを建築したようです。

すごいですね。こんなころからあるんですね。やはりもともとの発想は公民館などの公的な集合場所、というところからなのでしょうか。

このころは、おそらく導入期にでもなるのでしょうか。

その点、今や最大手のTKP会議室さんはまだ最近なんですね。2005年会社設立ということです。おそらく前身はあったかともおもうのですが、どうなんでしょうか。

このような大手が出てきたということは、貸し会議室業も成長期を経て成熟期にでも入ってきたのでしょうか。で、私どもが格安をメインにうたいだしたら、だんだんと衰退期に移っていくのでしょうか。

変遷については、詳しく調べたわけではありませんので何とも言えませんが、大体そんなところでしょうか。

昭和41年って、まだ私生まれる前ですよ。

いったい、どういった貸し会議室だったんでしょうか。その点、今でも公民館っていうのはほぼ昔の儘ですよね。薄ぐらくて、テーブルだって折り畳みの、下手したら天板が削れてたりとか。

ある意味、ライバルですよね。それだけお金をかけずに、また公共料金なんで、激安で。

 

今後はもっと用途に合わせた貸し会議室に?

 

今や昔とはちがって、設備もかなりかわったでしょうし、会議室を利用するお客様自身も変わってきたと思います。昔は個人でセミナーを開いたりというのは、そんなにあったでしょうか。

勉強会をするのに、PCをもってモニター使ってっていう用途は、なかったですよね。

あとは、交通インフラのおかげで全国からお客さんが自社商品をもって集まる、その場所に会議室を使うという用途もどんどんふえていくのでしょうか。

あ、名古屋は大型ビルディング建設ラッシュなので、その足元に貸し会議室を始めたら、そのビルからじゃんじゃん来るのかな。駅前の新ビルに入る会社なんで、それなりのランクになるのでしょうね。そういう企業様に合う会議室を作る必要があるのでしょうか。商談とかね。

そういったユーザー様の視点に立った、いろいろなサービスが求められるようになるともいます。

これ以上何があるのかって?

それは、探せばまだまだあるでしょうね。最近はよくキッチンが使いたい、というお客様の声も聴きます。テレビ会議だって、なかなか設備を持っている企業はないでしょうし、プライベートレッスンができるような超高級隠れ家的なものもないでしょうし。

まだまだ変化の余地はあるようにおもいます。

 

それでは、スタッフ一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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