名古屋の貸し会議室が考える「事務所レンタル用品とその目的は?」

こんにちは。

名古屋で最もお得な貸会議室、「名駅セミナーオフィス」を運営しております、支配人の中嶋です。

もっともお得の根拠は何かといわれれば、時間貸し料金が名古屋駅周辺の貸し会議室では最も安いものであるのに加えて、セミナー、会議、説明会に必須のプロジェクターやマイクといった備品がすべて無料貸し出しとなっております。

トータルコストで比較していただけるとその違いが十分に分かっていただけるのではないでしょうか。

45名までのルームA、12名までのルームBと大小二つの会議室をそなえております。名古屋にお越しの際は、是非弊社貸し会議室をご見学いただければと思います。

 

日経新聞を拝読させていただいておりますが、その記事のかなに事務用品のレンタル、という話がありました。

レンタル用品、懐かしいですね。

何が懐かしいって、、名古屋で貸し会議室をやろう、ってなった時に備品はどうしようか、というのをいろいろ考えました。うまくいくかどうかわかりませんので、買ってしまうのもどうかなっていうのが正直ありました。

全部買い揃えたのはいいけど、2年で店じまい、という可能性もないわけではないですから。実際、コワーキングスペースが2年でいくつも閉店しているのを知ってましたし、私自身、「貸し会議室の需要」があまりわかっていなかったというのもありまして。

わかっていたとしても、うまくいくかどうかはわかりませんからね。

で、買うか、借りるか、どうしようかーっていう状態でした。

 

東京五輪にオフィス用品レンタル?

 

今はほんとに便利ですねぇ。レンタル料とか新品の価格、中古の価格だとか、すべてがネットで調べればわかるのですから。いろいろ比較して検討して、、、そろえるのにちょっと時間がかかってしまったのを覚えています。

オープン当初はお客様に弊社貸し会議室の存在自体を認識してもらっていないので、当分来ないだろうと見切り発車はしてたりしましたが。

 

さて、そんな中で、「中古事務用品レンタル オフィスバスターズ、東京五輪にらむ」という記事がありました。

東京五輪をにらんで中古事務用品をレンタルする?って、ちょっとなんだろうと。

記事の内容としては、大体こんな感じです。

レンタル用品は主に机、いす、電話機。東京五輪関連の工事の現場事務所の需要を見込んでのことで、20億円の売り上げを目指すとのこと。

値段の設定が絶妙ですね。

椅子と机のセットで、新品を買うのに対して1/3程度。工事用ならそれくらいで十分かもしれないですね。どのみち、工事がおわったら引き上げるわけですし。撤収の手間を考えたら、こちらを選択することでしょう。

また、今回のオリンピック景気で従業員を増やしたり、ビルの建て替え企業の需要も見込んでいるようです。当面の目標としては、12月までに100件、売上1~2億円の受注獲得。

 

100件の受注で1億円も行くんだったら、すごいですねぇ。確かに、机椅子セットで1.5万円/年だとしたら、規模に依りますが、1事務所50人だとして75万円。ほかにもプリンターなども入れたら、まぁ100万円くらいでしょうか。100件くれば1億円ですね。

 

オフィス用品レンタルが目的じゃない?

 

オフィスバスターズがこのままレンタルだけで終わるとは思えないのですが、どういったバックエンドがあるのでしょうか。そんなことを考えてみました。

また、この記事から名古屋であるロケーションと、貸し会議室業についてもなにかヒントがあればと思います。

オフィスバスターズの会社概要を見ましたが、いまいちどれくらいの規模なのかわかりませんでした。テンポスバスターズと現在の社長とで資本を出して設立したらしいですが、それ以外はあまり。

テンポスバスターズといったら、最近、知り合いの会社を買収していました。その売却額は、株式で2億円らしいです。一瞬で、2億円。いいですね!うらやましー。そんなことはどうでもいいとして。

それだけの量のレンタルをするには、中古品だけでは間に合わないはずです。新品を購入する必要があると思うんですが、そうすると、採算が取れるのでしょうか。新品価格の1/3なので、3年借りてもらえればもとは取れる、という計算になりますが。

もちろん、最近は新品でも定価の半値くらいで買えるので、これだけ大量に揃えたらもっと安くなるかも、という気がしますが。

目標の数値からすると、100件で1億円。20億円売り上げるには2000件。最近はやりの顧客情報、という意味では、それほど多いリストではないですね。

あとは、直接オフィスに入れるということからすると、数は少ないものの、やはり宣伝関係でしょうか。

テレビやネットのようなものもが宣伝としてメインになますが、こういった感じで直接内部に入れる、というのは一つレベルの違う宣伝活動ができると思いますし。

それでも2000件(2000社?)というのは少ないですね。もともと中古事務機器を扱っているということは、それを掃ける、、他には、、うーん。東京オリンピック特需後の絵がバックエンドなのでしょうが、見えてこないですねぇ。

レンタル料で新品商品の購入費に充てて、中古を売り逃げる、なんてめんどくさいでしょうし。それでは一発屋になってしまいますものね。

テンポスバスターズがFAXDMの会社(上述した知人の会社というのがこれなですが)を買収ということは、やはりオフィスバスターズも売るだけ、レンタルだけでなくて、広告活動というのも力を入れていく、というのが、流れとしては自然ですよね。

FAXではFAXを受け取る担当者しか相手にできませんが(もちろんそこから上に上がっていけばいいですが)、個々のデスクに入り込めるというのは、それなりに宣伝ができる気がします。

プリンターやコピー機であれば、メンテナンスもあるでしょうし。

そうやって入り込んで、会議室、オフィス関係、またはそこからの距離が近い商品のチラシをどうばらまくか、でしょうか。

弊社の会議室もどうやって宣伝しようかっていうのが正直悩みどころですが、もし会議を取り仕切り担当者まで直接チラシがはいるのであれば、非常に宣伝効果は高いんだろうなぁっていつも思います。

最近アスクルが会議室やオフィス用の弁当サイトを買収しましたが、それも近い内容ですよね。弁当ほど直接個人、しかも、発注者気が会議室やオフィスとなれば、かなり広告先を限定できますからね。

先日は顧客リストの流出で大問題もありましたが。

宣伝するにおいて、素性のわかっている顧客やそのできるだけ近くまで入り込める情報や環境というのは、今非常に重要視されているわけで、その一環のように思いますが、どうなんでしょうか。

情報よりも、環境のほうですね。内部に入り込めるという環境。

販売、では売ってしまったらそれっきりですからね。レンタル、となれば、回収時に次はどうなるか、という情報も入りそうですし。

 

うーん、そんな人の会社のことより、自分の会社ですね。もうちょっと、いろいろと宣伝したいものですが。

せっかく「名古屋駅でもっともとお得な貸し会議室!」ってやっているわけですから、もうちょっと認知度を上げたいですね。

名駅セミナーオフィス料金表

 

そんなことを考える毎日でした。

 

それでは、お客様のご来場をスタッフ一同、お待ちしております!

 

 

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