こんにちは。
名古屋駅前で格安料金にて貸し会議室を運営しております、名駅セミナーオフィス支配人の中嶋です。
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さて、前回航空業界のネタで考察させていただきましたが、またしても航空業界。どうして私の意識がそれを捕まえるのかはわからないのですが。。きっと、沖縄や海外に旅に行きたい!そんな想いが強いのかもしれません。。どうでもいいですね。
弊社は貸し会議室を名古屋で展開させていただいているわけですが、この「貸し会議室業界」としてなにかグループがあるのかといえば、おそらくないと思います。
すみません、他社様に積極的にコンタクトをしていませんので、よくわからないだけなのですが。おそらくはないでしょう。
コワーキングスペースもいろいろできては消えとしていますが、個人的に大手さんに相談されているケースはあるようですが、特にこちらも組合的なグループはないものと思います。
最近できつつある業界にはそういうものを必要としないのでしょうか。昔からある業種は、そういった同業者の集まりがあると思いますが。
さて、上記は単なる世間話なのでどうでもいいとしまして、今回目に留まった記事としましては、下記のものになります。
まぁ、この書き込み自体がどうでもいいという意見もおありでしょうが、弊社としては、かなり重要なコンテンツだったりします。はい。
「空の自由化に大手の壁 スカイマークが路線縮小 新興勢苦戦、競争進まず」
先日、LCCによって既存の大手航空会社がその勢力をそがれつつあるという記事があったばかりなのですが、それとは逆の話になってくるようにも思います。
ということで、記事を読んでみたいと思います。概要は、大体こんなところです。
国内航空市場がANAとJALの寡占に回帰しつつあるとのこと。規制緩和での新規参入組も経営不振で淘汰され、唯一スカイマークがのこったものの、苦境に立っていると。なぜ、第三極が育たないのか。
確かに、先日のエアバス機キャンセル騒動で違約金含め、相当なピンチに陥りましたね。どうなんでしょうか。もしもの場合、JALは国がつぶしませんでしたが、スカイマークとなると、、そのまま、、?
米子空港にスカイマークが進出したことで山陰地方は観光にたいする期待を持って歓迎しましたが、ANAの値下げ対応で思ったより客が取れなかったと。また、低運賃でも旅客需要が喚起できなかったことも痛手となっていいます。
この極地的な運賃競争の場合、大手のほうが他の路線で収益確保ができる分、有利に動けるとされているようです。これまで淘汰された新興会社の流れと同じだと。
先日、LCCの話題で大手空港会社はその組織維持のために安い値段設定がむつかしいのでは、といった内容を書きましたが、局地的な競争では有利なようですね。主要部分においてはおそらくそこを値下げ競争をしてしまうと、全体の収益が下がるはずですが、もともとそれほどの売り上げでもないところでは競争力があると。
では、なぜそこまでして局地的な競争で勝たないといけないのか。単純に、そこを起点として勢力図に変化をもたらされては困るからでしょうか。そこで体力をつけた新興勢力が主要路線でもさらに一手をうってくるとか。
いや、局地的な競争であるがゆえに、新興勢力が新たな一手に出られる、それほどまでの収益が出るとも思えませんし。でるのかな。わかりません。
気を付けたい点は、今回の話は、あくまで日本国内線の話であることです。先日は「アジア」といった範囲での話ですので、全く別物と思ってよいのかもしれません。
新規参入もあるようですが、結局は大手出資の形をとり、子会社的に動いているに過ぎないようです。それを路線のすみわけとしていますが、まぁ、「この路線、そっちにまわすよ」的なことでしょうね。
そういった図式でもってアジア路線とは異なり、国内路線は大手が守備固めをしっかりしているとのこと。
マレーシアのLCCであるエアアジアがスカイマークへの出資を検討しているですが、政官界では羽田の発着便がLCCにわたることに反発の声が強いと。
路線のすみわけ、ということでは談合的?に大手が新規参入に譲ったとして、共同便などでおこなえばシェアできる分経費が浮くのかも知れませんね。大手の戦略として、そういった局地的な路線に対しては他社に任せる、ただその他社はあくまで出資会社にしておく、といった方向性もあるのかもしれません。
なので、スカイマークが他国の資本で縛られることは大手にとっては非常に嫌なことだと思います。動向によっては第三極になりうるはずであったスカイマークまでもが、大手二社の傘下になる可能性も否定できないでしょう。
まぁでもそうなったら、またもとの高い航空運賃でしかないように思いますが。。あるいは、業界活性化のために安い運賃を任せていくのでしょうか。
どちらにしろ、われわれ旅客としては、安いに越したことはないですからね。安全は、キープしてもらうとして!
まったく貸し会議室との関係をお話していませんが、貸し会議室にそのような縛りはありませんからね。
航空業界はどうしても路線というのが認可されないといけないといった事情もありますから、それをうまく使う囲い込みやら守備固めやらが可能だと思います。
基本的に貸し会議室などは自由な業種ということですね。自由がゆえにその方向性を構築する上でも、いかにポリシーを持っていくかが重要になるのではと感じます。それはどんな業種でも同じですね。
それでは、皆さまのご来場をスタッフ一同、心よりお待ちしてリます!