名古屋の貸し会議室は考える「この業界まで、安いが先に?」

貸し会議室も一般に向かえば価格に走る?

 

こんにちは。

名古屋駅前で地域一番格安店をめざして貸し会議室を運営しております、名駅セミナーオフィス支配人中嶋です。

2019年3月現在、おかげさまで名古屋では9-45名の6つの会議室が稼働しております。

新大阪、新宿にもございますので、ご利用の際は他の会場でもお待ちしております。

もちろん、備品は全て無料でご利用いただけます!

さて、二年ほど前に掲載したこちらの記事ですが、その後どうなっているかも含め、読んでみました。

プチ更新、ですね。

 

最近は貸し会議室のネタだけでなく、いろいろなニュースを見ているわけですが。

マレーシア航空のあの事件をきっかけに、最近ひどく航空機の事件、事故が頻発しているようで、とても乗る気にはなれません。もともと、大の飛行機嫌いだったりするわけでして。

さて、そんななか、このような記事を見かけて、ああ、もうどんな業界もそうなってしまうのかな、って思わざるを得ない気がしてきました。

 

「エアバス「A380」需要低迷で焦り スカイマーク向け解約 超大型機、時代遅れに 資金力危惧でも受注」

 

スカイマークが受注した航空機をキャンセルして、違約金を700億円だか支払えとかなんとかいう話です。もうさんざんニュースでも取り上げられているので、この記事にあたるくらいの方ならご存知かと思いますが。

その内容、つまりはどうしてエアバス社がそんな状況のスカイマークと契約してしまったのか、その内容をみて、ますます、ああ、そういう流れになってしまうのか、と。

で、記事の概要ですが。。

まず、この発注されたエアバスA380は524人乗りの大型機だそうで、その受注が伸び悩んでいると。そしてその損益分岐点が当初15年に到達との予測もずれ込む気配になってしまっている状況。

そんな状況を表すかのように、他の航空会社もA380をキャンセルし、小型機の発注に切り替えるなど、業界のトレンドとして、手頃な機体で数を稼ぐ、になってきている。

 

あー、なるほど、と思いますよね。要するに、薄利多売なわけですよね。

航空業界が、です。その昔はジャンボジェットなんて大型機がもてはやされましたが、今はそういう時代ではなくなってしまったというわけです。

ある人は言いました。すべてのものは細分化に向かい、専門的になっていくと。今や航空業界も細分化が進み、専門性へと向かっていると思ってよいのでしょうか。

LCCの台頭なども、要はその狙いに特化した動きでもってその細分化と専門性を持たせていると言い換えられるようにも思います。

これは世界の流れが、物事の流れが、いくら安全とお金をかけられそうな航空機業界であっても、他の業種と同じような、安価なものへの、もしくは、その細分化された市場への流れを止められないことを表しているとして、続きを。

 

エアバスがキャンセルをしなかったわけ

 

で、なぜスカイマークのように財務的に怪しいと思ったときにエアバス側もキャンセルをしなかったか。当初、「スカイマークと契約をしてもいいのか」、といった声はエアバス内にもあったらしい。

ただ、契約当時はスカイマークの業績の良さと、エアバスが日本市場に対してボーイングの牙城を崩す唯一の手段とのことで、そうとう躍起になってしまった。スカイマークに賭けた、賭けるしかなかったと。

 

これ、投資の話でよくあるパターンですよね。なんでしょうか。目の前の欲に駆られて、その過程に無理が生じてしまっている。その結果、うまくいかなかった。

少なくとも、損切をしなくてはいけない状況の中で、それもうまくできなかったと。

投資とは違って相手もあり、違約金といった形でもって最低限の保証をとることは可能でしょうが。

この契約には、やはりプランがなかったとおもってもよいのではないでしょうか。えらそうなことを言ってますが、当初契約時に出ていた「スカイマークとの契約は大丈夫か?」の声を聞けなかった理由があり、それが今の状況を起こした原因であることは明日。

日本市場に切り込みたかった、なんてのがプランニングになるのだろうか、と。

そこには結果ありきでその過程が無視されているように思えてなりませんが、こういったことは、往々にしてあるのではないかな、とおもったりします。

 

さて、貸し会議室の経営に当てはめてみると、まぁ、なんでしょう。こんなに大きな話はないと思いますが、TKP貸会議室さんくらいの規模であるなら、数億円の物件の話がこのようなことをまねいても不思議ではない、と思います。

企業論によくある話ですが、企業は成長し続けないといけない。成長し続けるとは、店舗ビジネスであれば、店舗を増やし続けていかないといけない。正確には、ひとつの店舗の消耗を、店舗を変えることによって、交代することによって補っていかないといけない。具体的な例を挙げれば、ユニクロがもっともその過程を如実に、しかもその進行速度が速いものではないでしょうか。

そして国内で収まりきらなくなれば、当然、外に、つまり海外に向ける。

TKP貸会議室さんもその過程を踏んでいるのかもしれいないですね。そしてその先にあるものは何でしょうか。拡大路線をとったその先にあるもの。

もし、拡大しなくても済む方法があるとしたら、なんでしょうか。弊社はこじんまりとしたところなので、拡大なんてことはとんでもないことなので、そこまえ考えなくてもいいのですが。

借金をしないこと。人(社員)を雇わないこと、がそのひとつの解ではないでしょうか。「でもそれじゃぁ、全く発展性がないよね」、と思われるかもしれませんが。そうでしょうか。

わかりませんよね。

 

さて、そのようなスケールの大きな話はおいといて、弊社は地に足を付けてやっていければと思いっています。

 

さてさて、弊社貸し会議室も相変わらずこじんまりですが、このころに比べると、新大阪でも貸し会議室を開設していまして、毎年、徐々に徐々にですが、増やしていってます。

さて、企業の右肩上がりが必須、みたいなこと、書いてありますね。

弊社の場合、借金をしないので、ちょっとわからないのですが、

現金と返済と、給与と税金、という話をしようとしたときに、

この大きくなる路線、というのは外せないのかな、という気がしてきまいした。要するに、黒字倒産、です。

借金をして現金を得ないとまずいと。

で、借金をする理由が、規模を拡大するから、という理由。

最近、経理計算をしていてそんな気がしてきました。どうなんだろう。

よく聞く話は、会社の代表の仕事は、資金集めだ、と。

いろいろ回って金集めてこい!って話ですね。運転資金。

飲食店のチェーンがいきなりつぶれた、という話も、そういった裏があったようで、拡大路線に走った先にはパンクがある、と。それが資本主義の罠、みたいな。

ほんとかどうかわかりませんけど。

とにかく!大きな計画もいいのですが、背伸びをせず、で行こうと思います!

 

スタッフ一同、皆様のご来場をこころよりお待ちしております。

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